1981年の初代ソアラを発表と同時に取材した「ソアラのすべて」からニューモデル速報ですが、おかげさまで500弾を迎えることができました。34年ということで、単純計算で年間15冊弱という計算になります。当初は年間で10冊にも及びませんでしたので、年々増加し皆様に認知いただけるようになりました。ここまで続けられましたのも、皆様にご愛顧いただけたおかげです。ありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いします。そして、この記念すべき500弾となったのは、話題の新型デミオです。その詳細をすべてこの本で確認してみてください。
- ■コンパクトカーにプレミアムの雰囲気
- なによりもデミオの特徴は、そのデザインにありますが、同時に上質な作りにも注目されます。そのしっかりとした佇まいは、外観を見るだけでも高級な印象を持つことが出来ます。また室内に入ればさらにその印象は高まります。大柄なシートとともに、確かな作り込みを感じられるインパネやセンターコンソールなど、所有するユーザーに満足感を与え、自慢したくなる存在感があります。まさに、ライバルはヨーロッパのBセグメントなのだと実感できるでしょう。
- ■質の高い走りをも実現
- デミオの驚きはメカニズムにもあります。とりわけこのクラスでは日本で久しぶりとなったディーゼルエンジンの登場です。1.5Lのそのエンジンは極めてパワフルで、デミオの価値を大きく高める存在となりました。さらに、注目はそのボディやサスペンションの進化です。ハンドリングの素直さはディーゼルでも確認できますが、100kg軽い1.3Lガソリンエンジンではさらにその良さを享受できます。その軽快なハンドリングは、まさに欧州車に肩を並べる存在といえるかもしれません。このあたりもじっくりと本誌をご覧ください。