新型MINIが登場しました。これまでとまったく変わらないように見えますが、実はかなり大きく変わっているのです。それはこれまでのMINIをより快適に、扱いやすくといった狙いであると同時に、末長く使えるパートナーとして考えた場合の実用性の向上にもあったようです。それでいて、ちゃんと可愛く、そしてすばしっこい、そんな新型MINIをじっくり確認してみませんか。
- ■それとは気づかないサイズアップ
- 先代のMINIを知っている人なら感じるのは、あれ低くなったかな? ということ。その印象を持たせるのは、ひとつの狙いだったでしょう。新型MINIのデザイン上の特徴は、ウインドウの上下方向の細さにあります。それによって、より低重心に見せ、スポーティにみせているのです。これはビートルでも同様の手法で、世の中的にデザインが低重心方向に進んでいるように感じます。それに加えてさらに可愛く感じるひとも多いでしょう。実際の新型MINIは広く長く、そして低くなっています。あまり可愛いという要素が見いだせないのですが、先代にくらべてグリルを大きくし、リヤコンビランプを大きくしています。これが可愛く見える要素なのです。このあたり、MINIのすべてでばっちり確認することができますよ。
- ■プレミアムコンパクトの面目躍如
- プレミムコンパクトというカテゴリーを生み出したのはMINIだったのです。ここからいろいろな小さても上質なクルマが生まれてきました。そして本家MINIはどうしたか? まさに、元祖の名に恥じない上質ぶりをしめしているのです。それどころか、より進化、走っても楽しいし、もはやクルマはこれ1台あればOKといったところです。ライバルはアウディA1やシトロエンDS3。もちろん比較試乗を実施、それぞれも個性をとことん解説しています!