ホンダ・フィットの新型が登場しました。この新型は3代目、デザインはこれまでのコンパクトなのに高質なイメージをより進化させています。また、特徴であるセンター燃料タンクを維持し、フィットらしさは健在です。ホイールベースと全長はやや伸びていますが、それでいて車両重量は10%程度低減。さらにハイブリッドにも磨きをかけての登場です。
- ■トヨタ・アクアを越える低燃費を実現
- 今回はハイブリッド仕様を1.5Lエンジンに統一し、システムは一新。これまでのC08モード燃費の26.4km/Lを大きく飛び越えて、何と36.4km/Lを実現してしまった。この数値はトヨタ・アクアをも上回るもの。採用される電動モーターは、これまでのエンジンアシストに留まらず電気モーターだけでの走行も積極的にこなすように仕上がりました。
- ■注目はハイブリッドだけではない!
- パッケージは先代モデルのレイアウトを継承しながらも、大きく進化しています。寸法的にはホイールベースを30mm、全長を55mm拡大しただけなのに、前後席の距離(タンデムディスタンス)はプラス80mm。フロント左右席の距離(カップリディスタンス)は20mmの拡大を果たしています。より快適になったのも新型の特徴です。さらに驚きは1.3Lガソリンエンジンの燃費です。JC08モードで26.0km/Lと、先代のハイブリッドとほとんど同じ数値を出しているのです。