軽自動車が全体の5割売れる時代となって、ますます注目される軽市場。そのなかに新たなモデルとして投入されたのが、N-WGN=Nワゴンです。全高1.6m程度の率直にいってみれば、ホンダ版ワゴンR。もちろん、ワゴンRの前をしたのではなく、絶大な市場への大参入なのです。王者ワゴンRを制するべく、様々なホンダ流アイデアで挑みます。
- ■Nシリーズが拡げる新たな世界
- 気が付けばNシリーズも4台目。ホンダの軽自動車といえば、もはやNシリーズは定番ともいえる存在となってきました。生粋のホンダらしさを表現したN-ONE、みんなの人気者N BOX、そして使い倒せる大容量ハードディスクのようなN BOX+というなかで、何か忘れていませんか? というのが今回もモデルの狙いだったのです。
- ■普通に使えるでっかい箱が欲しい
- もはや軽自動車の室内が大きいのはあたりまえ。ならば、普通に気楽に使える大きさとはどんなものか? そのさじ加減もまた時代によって進化しています。そのなかで、ちょうどよいサイズ、高さを実現したのがN-WGN。シートの高さは、まさに腰の位置にあり、乗り降りすることすらも意識させないほどなのです。まさ空気のような存在として使えるくるまの登場です。