11月23日(土)より開催の第43回東京モーターショーで、ホンダから出品されるのがS660CONCEPT。このモデルは軽自動車サイズで、ミッドシップレイアウトを採用する本格的スポーツモデルです。それも、ほとんどこのカタチで市販するとうのですから、本当に驚きです。本誌はそのS660 CONCEPTとその周辺情報を集めてみました。
- ■ビートの後継モデルがようやく登場!!
- ホンダからはビートの後継という表現はされていませんが、市場にとってみれば明らかに2代目ビートともいえる存在です。つまり、あの楽しい世界がふたたび戻って来るということです。しかし大きく違うのは、全体のクオリティでしょう。デザインにしても、このS660CONCEPTは、まったくといっていいほど軽自動車サイズには見えません。無駄を省いた、必要最小限のスポーツカーにしか見えないのです。
- ■往年のライバルを懐かしむ
- S660はまったく新しいスポーツカーとして登場するようですが、90年代初頭にもその熱い時代がありました。ここでは、その90年代にプレイバックして、かつての軽スポーツの詳細を解説します。ラインナップはスズキ・カプチーノ、オートザム(マツダ)AZ-1、そして、遅れて登場したダイハツ・コペンについてもしっかりと紹介しています。さらにS660の祖先でもある、1962年の東京モーターショーに登場した幻のプロトタイプ、スポーツ360も詳しくレポートします。さらに巻末にはビート発表時の縮刷カタログも掲載しています。