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これまでのシリーズやカテゴリーに属さないジャンルのムックです。1冊読めばすべてわかるコンセプトで、その時々の興味深いジャンルを統括。“様々な興味に応える特別版すべてシリーズ”

モーターファン別冊 特集シリーズ「360cc軽自動車のすべて」|モーターファン別冊 ニューモデル速報
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モーターファン別冊 特集シリーズ
「360cc軽自動車のすべて」

定価921円(税込) 2013年8月9日発売

軽自動車はいまでは手軽で快適なファミリーカーの代名詞ともいえるかもしれませんが、その昔は、かなりバリエーションの豊かな時代もありました。それが360cc時代です。軽自動車は時代とともに、そのレギュレーションを変えてきました。なかでも排気量の上限は現在では660ccですが、それ以前は550cc、さらに以前に戻ると360ccという時代が1955年から1975年までの20年間続いていました。軽自動車という世界にあって、この360cc時代は単に排気量の問題ではなく、庶民にとって夢の象徴である時代で、なんでもできる魔法の箱でもありました。それだけに、個性的で魅力的なクルマが目白押しとなったのです。そんなすてきな360cc軽自動車をどんどんと紹介していきます。

■始めは商用車派生から
その昔、クルマは高嶺の花でした。従来は社用車のショーファードリブンであり、トラックなどに代表される商用がメインでした。その市場を拡大したのが、軽自動車の登場でした。商用のトラックやライトバンとして、3輪車が生まれそして4輪車へと続きます。それらのクルマを日常は商用として用い、週末は個人で使うという流れから、パーソナルカーの価値が生まれてきました。その時代がまさにエンジン排気量が360ccに規定された時代だったのです。注目はミゼットの丸ハンドル化。2人乗りとなり、デートカーにも使えるようになりました。そしてスズライトは初のFFレイアウトとして、燃料タンクをボンネット内に収め、極力荷室を大きくしました。こんな流れのなかから、やがてスバル360が登場します。まさに、当時でいうちょうどよいサイズのパーソナルカーだったのです。
■掲載車ラインナップ
スズキ・スズライト(1955)/ダイハツ・ミゼット(1956)/スバル360(1958)/マツダK360(1959)/三菱ペットレオ(1959)/ヂャイアント・コニー360(1959)/くろがねベビー (1959)/マツダR360クーペ(1960)/ホープスター・ユニカー(1960)/三菱・ミニカスキッパー(1971)/ダイハツ・ハイゼット(1960)/スバル・サンバー(1961)/マツダB360(1961)/三菱360(1961)/コニー・グッピー(1961)/マツダ・キャロル(1962)/コニー360(1962)/三菱ミニカ(1962)/ホンダT360(1963)/スズキ・スズライトキャリイ(1961)/ダイハツ・フェロー(1966)/ホンダN360(1967)/スズキ・フロンテ(1967)/三菱ミニカ(1969)&スキッパー(1971)/スバルR2(1969)/スズキ・キャリイ(1969)/スズキ・ジムニー(1970)/ダイハツ・フェローMAX(1970)/ダイハツ・フェローバギィ(1970)/ホンダZ(1970)/スズキ・フロンテ71(1970)/バモスホンダ(1970)/ホンダ・ライフ(1971)/ダイハツ・フェローハードトップ(1971)/スズキ・フロンテクーペ(1971)/マツダシャンテ(1972)/スバル・レックス(1972)/ホンダ・ライフステップバン(1972)/三菱ミニカF4(1972)

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