今回の第43回東京モーターショーで、新型MINIが誕生しました。世界に先駆けて登場したそのモデルは、外見を大きく変えずに、しかし中身は大きく前進しています。その新型MINIの魅力をいちはやくお伝えするのが、この雑誌です。
- ■グリルが物語る進化のかたち
- これで3代目となるMINI。3代ともけっこう似ているようですが、グリルを見ればその違いは一目瞭然。初代はMINIらしく見せるため、バンパー上にダミーのめっきグリルを付けています。2代目はバンパーをえぐりグリルを大きくしています。そして3代目は、ブラックアウト化したバンパーを含む、大きなグリルとしているのです。よりMINIらしくという思いがこんな部分に色濃く見えているのです。
- ■初採用直列3気筒エンジン
- ベーシックモデルは1.5Lツインパワーターボを搭載。直列3気筒エンジンを新設計して初採用されました。さらにクーパーSには、2.0Lツインパワーターボエンジンを搭載。これらのエンジンは1気筒ユニットをモジュール化し、3つ配置したものと4つ配置したものの違い。極めてシンプルな設計で構成されている点が、非常にユニークです。実に実用的で魅力的なエンジンとして、しっかり紹介しています。