スバル4WD&ワゴンの歴史をここに
新型レガシィの発表と同時に、いちはやく刊行しましたのがこの本です。今回の新型レガシィはセダンのB4と4WDによる走破性能を高めたアウトバックの2種類となりましたが、レヴォーグなどの登場も含めて、初代レガシィからはじまったツーリングワゴンの歴史は、綿々と受け継がれています。ここではそのワゴンとしてのクルマづくりをまとめてみました。
- ■新型レガシィの最新情報も盛りだくさん
- よりゴージャスでありながら、スマートになった新型レガシィ。未だ先先代の4代目も人気がありますが、その面影も感じられなくもありません。実は4代目は北米で酷評となり、5代目(先代)は北米で大人気ながら日本では大好評とはいえませんでした。重要視したのは、日本でも北米でも受け入れられる本当のワールドカー。さて、どれほどのクルマに仕上がったのでしょうか。
- ■レガシィツーリングワゴンの歴史がここに
- レガシィの登場は1989年。つまり25年前に生まれたモデルでした。そこから6世代、レガシィは大人気を得ながら成長してきました。なかでも注目されたのが、ステーションワゴンの存在。もともとレオーネ時代からワゴン(バン)はありましたが、レガシィで開花したのは4WD&ターボのメカニズム。この組み合わせと5ナンバー専用モデルとしたことで、後席の居住性を高めながら、高い走行性能を得たのです。これがワゴンをレガシィならではのツーリングワゴンと呼ぶ理由でもあったのです。レヴォーグにも分家したワゴンですが、その系譜をじっくりご覧ください。