実際には3ナンバーながら、全幅1.7m前後の5ナンバークラスのサイズを維持する扱いやすさと、信じられないほどの大きな室内空間を実現するのがヴォクシー/ノア。ライバルには日産セレナ、ホンダ・ステップワゴンと大御所が揃う。だからこそ、切磋琢磨の進化が期待できるのがこのクラス。さて3代目となる新型ヴォクシー/ノアはどんな進化を果たすのでしょうか?
- ■ライバルの進化を今度はいただき!
- 大御所ライバルが揃うということは、ユーザーにとっても嬉しいかぎり。だからこそユーザーも賢くなって、ライバルのよい点もよく勉強しています。だから、旧型での反省点は新型ではしっかり反映。たとえヴォクシー/ノアのサイドウインドウが低く大きくなったのは、セレナの人気が影響していないとは言えません。そんなわけで、最新のミニバンが最高のミニバンと言われるように、最先端のミニバンとなったのがヴォクシー/ノアなのです。
- ■かっちりとした強い顔とスポーティな仕上がり
- 新型が大きく変わったと思えるのは、その顔です。これまでのちょっと優しい感じから精悍さをアップ。ノアは大きなグリルで力強さを印象づけ、ヴォクシーでは鋭いグリルが、スピーディな印象を与えます。インパネもきわめてシンプルながら、スポーティな仕立てと大きなナビ画面が魅力的です。これじっくりと確認してみてください。