安全、頑丈で知られるボルボも、ここ10年はかなりスタイリッシュになってきています。そんなボルボのなかでコンパクトなクラスにあたるのが40系。そのワゴンモデルであるV40がデビューしました。それも何と価格は269万円からと、クラスのなかでもきわめてリーズナブル。そして安全装備もてんこ盛りです。そんな新型V40を、「ボルボV40のすべて」で確認してみてください。
- ■手頃なサイズで扱いやすく
- 全幅は1785mmと最近のクルマらしく幅広ですが、全長は4370mmとコンパクト。ステーションワゴンというと、ドーンと広い荷室を想像しますが、むしろこのV40は控えめ。全長を短くして扱いやすくし、コンパクトなサイズのなかで室内空間をしっかり確保したうえで、ワゴンを成立させています。もちろん、後席シートバックを倒せば、セダンでは得られない広大な荷室を利用することもできます。
- ■安全装備にびっくり
- なによりも驚くのは、歩行者用のエアバッグを付けたこと。歩行者がフロントにぶつかった際に、ボンネットが持ち上がってエアバッグがフロントウインドウの下部、ワイパー部分とAピラーあたりを覆うものです。これは世界初採用で、実にボルボらしい装備といえるでしょう。またセーフティパッケージを備えると、人を察知しての自動ブレーキや道を外しにくくするレーンキープ機能、路上の速度表示などを読み取ってメーター内に表示するロードサイン・インフォメーション、全車速で追従できるアダプティブ・クルーズコントロールなどなど、書ききれないほどの安全装備を設置することができます。この装備だけでもV40を欲しくなっちゃうほどです。